孔明志 の 一刀両断

「この指とまれ！」が再生？また新たな運営会社が登場した…

今日はmixiがコケているし、何か面白いネタはないかと考えていたら、ふと思い出したのが「この指とまれ！」でした。
そこで、久しぶりにブックマークを辿ってみると・・・

昨年5月の騒動で誕生した仮設サイト「再建中Yubitoma」(http://yubitoma.jp/)も、その運営会社として登場した「株式会社ゆびとまエンターテインメント」も繋がりません。
それならと、かつての運営会社である株式会社ゆびとまや騒動直前の運営会社の株式会社この指とまれもアクセスしてみたのですが、いずれももはや存在しないようです。

新生？「ゆびとま」サイト

そこで、何気なく、昨年のトラブル以前のURL「http://yubitoma.or.jp/」をアクセスしてみたところ、こんな画面が現れました。

トップページの「お知らせ」によれば、本日オープンということのようですね。
(それにしても、mixiにシステムトラブルが起きた日にオープンとは・・・)

URLを元に戻して運営するのであれば、仮設サイト「再建中Yubitoma」(http://yubitoma.jp/)からはリンクすればいいのに、なぜ仮設サイトは消してしまったのでしょう？
しかも、その運営会社のサイトも消えてしまっているし・・・。

新生サイトのご挨拶(運営会社)によれば、新たな運営会社は「ゆびとまHD株式会社」、今年3月に設立された会社だそうですが、過去の会社との関連や引き継いだ経緯などの説明は一切ありません。

挨拶文中の説明によれば、「ゆびとまHD株式会社」の代表取締役 寺岡敏明 氏は、昨年のトラブルまでは第三者的立場で、その後関与してきた人物ということになりますが、謎の団体「ゆびとま再建委員会」との関連もわかりません。

ということは、穿った見方をすれば、旧「ゆびとま」は結局消滅し、URLが開放されるのを待っていた新組織が、再建を装って新規に立ち上げた可能性も否定できません。

しかし、暴力団による乗っ取りや突然の運営停止とその後の対応など、これほどまでに迷走した「この指とまれ」ですから、わざわざ会社を興してまで復活させるメリットはあるのでしょうか？

一連の騒動以後、退会せずに残った人が200万人ほどいるという説明ですが、その大半は私と同様「退会処理しても仕方がない」と考えている人ではないのでしょうか？

2007年2月の乗っ取り騒動以降、一時は減少していた会員数も、昨年のサービス停止直前には375万人にまで復活していた
ことを考えると、約半数の人が自発的に退会したわけですね。
残っているといわれる200万人のうち、仮設サイト「再建中Yubitoma」にログインしたことのある人はどれだけいるのでしょう？
そして、その方たちへの説明はどうなったのでしょうね？
実に興味深いところですが、私自身、ログインしていないので、わかりません。

とりあえず、このまま様子を見るつもりですが、どうなりますやら・・・

SoftBank、WillcomのPHS事業も支援

昨年秋から迷走していたWillcomですが、ようやく結論が出たようです。

Willcomの「白いイヌ」

結局、SoftBankがスポンサーとなり、 高速モバイルデータ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」事業だけでなく、PHS事業についても直接支援することになるのだとか。[ウィルコムの発表資料][ソフトバンクの発表資料]

 

今後の展開がどうなるかは判りませんが、SoftBankの基地局増強計画などもありますから、統合化は進むことになりそうですね。

ISPから始まり、固定電話、携帯電話と手を広げ、ついにPHSまで手に入れたSoftBankは(現時点での)通信事業の覇者と言えるかもしれません。

しかし、「Willcomの白いイヌ」は、やはり同じ家に住んでいたということでしたか・・・。

ソフトバンク「みまもりカメラ」

別ブログで在宅介護用の「見守りカメラ」という話題を取り上げています。
我が家で使用しているのは無線LAN対応のWebカメラ「CS-W04G」です。
Webサーバ機能があるので、インターネット接続環境さえあれば、外出先からでも確認できるし、最大4台まで接続できるほか、動体検知機能・アラーム機能などもあります。
発売当時もコストパフォーマンスが高い(定価14,800円)と感じていましたが、特種なカメラということで、在庫もあるだろうとネットで検索してみると、価格もこなれています。(市場価格：1万円弱)

ところが、これが結構設定が難しい。マニュアルもわかりにくいんですね。
と言うわけで、他人にはあまりお勧めできないし、もっと単純な製品の方がいいと言うわけで、「赤外線対応無線監視カメラ(4台セット)」や、ペットや赤ちゃん用として販売されている「見守りカメラ」をお勧めしていたのですが、いずれも、マイナー商品らしく、短期間で販売が終了しています。

見守りカメラ

そこで、何かないかと探してみたら、SoftBankが携帯電話から簡単に操作できて、声がけもできるという「みまもりカメラ」をひっそりと発表していました。(笑)
今年9月から発売するという話ですが、ペットの見守り用という位置づけでの商品のようです。
まだ、価格や利用料金は公表されていませんが、声がけもできるそうなので、独居老人の在宅介護用に使えそうです。
ハートフレンド割引なども始めたソフトバンクですから、ちょっと期待したいんですけどね。

「産経NetView」印刷の不具合とサポセンの対応・・・

産経新聞

昨年7月、新聞“紙”の購読を止め、Web新聞の「産経NetView」に切り替えていたのですが、昨年秋、気になる記事をスクラップしようとしていて不具合に気づきました。指定どおりの印刷ができないのです。
「産経NetView」は紙面をブラウザで読む仕様で、Flash Playerを使用しています。そして、印刷は紙面全体を印刷するだけでなく、長方形に範囲を指定してその部分だけ印刷する選択範囲印刷指定もできるのですが、選択範囲印刷時に必ず一部が抜けてしまうのです。

この現象は、私の複数のPC環境で確実に起きています。自宅でも実家でも、また、XP機でもVista機でも、プリンタも複数のプリンタで再現していますし、これらの組み合わせを入れ替えても確実に症状が再現します。
そして、全面印刷を指定した場合は正常に印刷されることから、「産経NetView」自体の問題と判断し、産経デジタルメディア・サポートセンターに問い合わせることにしたのですが・・・。

「産経NetView」の不具合(1)

最初のうちは、私のPC環境などについてのやりとりでしたから、私も詳しく報告しただけでなく、先方の要望にも答えいくつかの検証結果も送りました。右の画像が、その際のものです。記事面よりも、抜けがわかりやすいようマンガを切り抜いてみました。赤い矢印部分で詰まっていることがわかりますよね。

しかし、先方では再現できないということで、「なお、環境が整えばですが、お客様がご利用のネットワーク環境に問題が発生していない外部（お友達など）のパソコンを繋いでいただき、印刷をするとどうなるのか、また逆に、お客様ご利用の不具合が起きるPCを、外部に持ち込み、外部のプリンタで印刷をするとどうなるか、等お試しいただければ、調査に非常に役立つ情報にとなりますのでご検討いただければと存じます。」という回答がありました。

そもそも、「問題が発生していない」パソコンやプリンタが身近にないから、問い合わせているのです。
最初から複数のパソコン、複数のOS、複数のプリンタ、複数のネットワーク環境、そしてそれらを組み替えても確実に症状が発生していることは伝えています。もちろん、OSやブラウザ、Flash Playerのアップデートは確実に行っており、最新版を使っていることも伝えています。

それに、私は第三者が「産経NetView」を使用していて、印刷が正常にできているかどうかなど知りません。つまり、「問題が発生していない“外部”のパソコン」があるのかどうかすらわかりません。
そこで、「産経デジタルメディア・サポートセンターのPCを借りられれば、確認することはできますが・・・」と返信したのですが、それには回答することなく、以下の回答です。
「本件につきましては、今のところ他に例が無く、極めて高度な問題かと思われます。いただきましたお客様の使用環境について、開発会社にお伝え済みで鋭意分析はさせていますので、今しばらくお待ちいただければ幸甚です。」

極めて高度な問題などではなく、「サポセンだけで対応できない」だけの話です。
余談ですが、下線部(以下同様)「開発会社にお伝え済みで・・・」は、敬語の使い方を間違えてますね。

まぁ、私がIT関連で問い合わせの連絡を入れる場合、そのほとんどがバグあるいは設計時点で想定外だった使用法(ただし正当な使用法)でのトラブルです。(＾＾；) ですから、私は基本的にサポセン担当者に対しては、「○○だと技術部門に伝えて欲しい」あるいは「この文章のまま、技術部門に渡して欲しい」という言い方をするケースがほとんどです。

しかし、今回の話は違います。指定どおりの環境で指定どおりの使い方しかしていないのです。
ただ、サポセンの人間が、技術的な知識もない人間だということもわかっていますから、次の提案をすることにしました。それは「直接、開発会社の人間と話をすること」です。メールアドレスも伝えて構わないし、必要なら電話連絡をしてもいいと提案してみたのですが、それまでは即日返信があったものが、丸１日過ぎても回答がなく、敢えて再送すると、返ってきた回答は「ご協力、お気遣いいただき有難うございます。必要な情報がございましたら、再度お伺いさせていただきますので大変お手数をお掛けいたしますが、引き続きしばらくお待ちいただきますよう、 お願い申し上げます。」です。

おいおい、違いますよ。気遣いなどではありません。ぐずぐずして欲しくないだけです。
必要な情報が集まったところで、原因の究明はもちろん、解決するまでには時間が掛かることぐらい理解していますし、今日明日に直せと言うつもりはありませんが、明らかに進展しない状態のまま、待たされることは納得できません。

またまた余談ですが、自分に敬語を使ってどうするの？(＾＾；)

さすがに少し腹が立ってきました。サポセンや開発会社で再現できない以上、私のPC環境(Windowsの設定や組み込みドライバなど)の情報を調べさせなければ、原因が究明できないことはあきらかです。開発会社が必要とする情報が何かがわかっているからこその提案なのです。
しかし、開発会社と直接やりとりさせられないと考えているだけなのでしょう。(まぁ、背景はわかっていますけどね)

と言うわけで、納得できる説明を求めたところ、今度は逆ギレとも思える回答が届きました。
「お問い合わせの不具合につきましては、他のお客様からの同様のご報告もなく、弊社の技術担当部署でも検討させていただいてはおりますが、産経NetViewの機能そのものに起因する不具合ではないと思われるため、現象の再現が難しい状況です。

また、お客様のご利用環境とまったく同じ環境を弊社側にて再現して検証することはできかねるため、検証ならびに解決方法を直ぐにご案内することが難しい状況ではございますが、引き続き調査は進めさせていただきますので、何卒、ご了承のほどお願い申し上げます。」

いやぁ、納得も了承もできません。この書き方では、「これまで他の客から指摘がないから、不具合ではない」、「自社には非がない(から解決策は示せない)が、一応、調べてはやる。(あてにせず待ってろ)」と言わんばかりの回答です。
「(再現しないから)検証もできない」という状況下で、どのように調査を進めるつもりなのでしょうね。
ソースコードを追いかけたところで、想定外のアプリケーションとの相性問題だったら、わかるはずもないのですが・・・。

またまた、余談です。
私がかつて某パソコン通信網で、某大手ベンダー関連コミュニティの管理人をしていた時の話です。ユーザー向けにアップデートファイルをオンライン配布したのですが、そのファイルに不具合があり、多数のユーザーからクレームが寄せられました。
もちろん、当該ベンダーは十分なデバッグも行い、自信を持って万全の体勢でオンライン配布をしたのです。
しかし、一部のユーザーでは不具合が発生した・・・。そしてフォーラムはクレームの嵐に晒されました。
ユーザーたちは即刻改修しろと騒ぎ立てましたが、ベンダー側では、想定外のトラブルであり、ただクレームを付けられただけでは、対処もできません。
そもそも、簡単に再現できる程度の不具合なら、配布開始前に気づくのは当然です。一般向けに配布後のトラブルの多くは、そのレベルなのです。
社内テストもβテストも通過してしまうレベルの不具合ですから、不具合の起きている環境を調査しない限り、解決の手段はありません。不具合が発生しているユーザーだけでなく、正常に動作しているユーザーの環境情報も集め、比較していかなければ一朝一夕に解決できるはずがありません。

私は管理人として、会員たちに情報提供を求めました。不具合が起きた人はもちろん、正常に動作している人も基本環境の情報を提供して欲しいと呼びかけたのです。
その価値はありました。集めた情報から不具合の要因が特定され、短期間で改修することができたのです。

そもそもソフトウェアの開発ではバグがないという保証は絶対にできません。
もちろん、その不具合が再現できないようでは解決の方法はありませんが、(特定の客先とはいえ)100％不具合が発生する環境があるということは、その原因の特定は楽なのです。
まして、そこに協力してくれるユーザーがいるのですから、それを断るのは愚の骨頂です。いや、そのユーザーに対しての責務も果たしていないと言えるのです。
せっかく、私が協力を申し出ている(というよりも、私の環境での不具合をなんとか解決して欲しいと言っている)のですから、それを利用しない手はないはずなのに・・・。
こんなサポセンは困りますね。おそらく、開発会社などへのフィードバックなどしていないのでしょう。

再現することもできない不具合、いつまで待てば解消して貰えるのでしょうか？3年先？5年先？100年先？
あまりにも腹が立ったので、私の職業,住所,簡略な経歴、肩書きなども添えて、回答を求めるメールを送りました。

さて、どういう回答が返ってくるか楽しみです。(＾＾；)

話を「産経NetView」の不具合に戻します。

「産経NetView」の不具合(2)

全面印刷では正常に印刷できること、それともう一つ、右の画像を見てください。
印刷範囲を指定し、印刷しようとしている画面のキャプチャー画像です。
私が指定した範囲はマンガの部分のみ。上部の目次部分は範囲指定していません。

「産経NetView」の不具合(3)

しかし、実際に印刷したものが左の画像です。
マンガ部分の一部が抜けているだけでなく、不思議なことに、範囲指定外の目次部分が印刷されているのです。

「産経NetViewの機能そのものに起因する不具合ではない」というのであれば、この部分の印刷データは、誰がどこから持ってきたのでしょう？

さて、ここでこのブログをお読みの方にお願いです。
「産経NetView」の無料サンプル版があり、これを使って選択範囲印刷を試してみて貰えませんか？

そして、私と同じような不具合が発生した方は、是非、教えてください。

余談ですが、本記事中に貼り付けた画像は産経新聞社が著作権を持つ画像ということになりますが、不具合についての話題を振るための引用ですので、著作権侵害には当たりません。

7月9日 追記

本日、回答が届きました。またまたふざけた内容です。
「なお、不具合の発生原因として、齋藤様がご指摘の他のアプリケーションとの競合という可能性もゼロではないと思います。どのパソコンからも同じ症状が発生するということ考えますと、特に印刷関係のソフトウェアなどで、全ＰＣにインストールされている共通のソフトなどがあれば、一旦、それをアンインストールしていただき、ご利用のプリンターのドライバーだけの状態にしていただいてどのような結果になるか、ご事情が許せばお試しいただくのもひとつの方法かと存じます。」

とりあえず、現時点ではこれを試すつもりはありません。「産経NetView」専用のパソコンではないからです。
そこまでシンプルにしてしまえば、おそらく正常に印刷できるでしょう。
それでも駄目だとしたら、致命的なバグであり、そんなことにも気づかないまま正規版として有償提供していたなら開発会社の技術力は最低ランクだということになります。
当然、正常に印刷できると思いますが、これまでの回答の流れからすれば、「その状態でお使いください」と言うだけで終わらせようと言うのは見え見えです。

 

愛犬「Buggy」の３回忌です。

愛犬「Buggy」

愛犬の「Buggy」(バーニーズ・マウンテン・ドッグ)が虹の橋を渡ったのは、一昨年の7月5日。早いもので、もう３回忌です。

「Buggy」の姿が消えても、近所の人からは「バギちゃんち」と呼ばれ続けてきた我が家。今年3月29日、二代目バーニーズの「Berry」が我が家のメンバーに加わってからも、その呼び名は変わりません。

「Buggy」が我が家にきたのは1999年4月でした。
前年秋に心筋梗塞を起こし、通院などにも介護が必要になった父のために、住み慣れた新宿を離れ、川越に引っ越し。妻との約束で犬を飼おうと行っていたのです。そして、ペットショップで出会い一目惚れしてしまったのが「Buggy」でした。
どうせ飼うなら大型犬がいいとは思っていましたが、バーニーズ・マウンテン・ドッグのことなど何も知らず、今考えれば無謀な飼い主だったとは思います。

それでも縁あって我が家の一員となった「Buggy」、性格的にも我が家にぴったり。ドジなワンコは、散歩中に脇見をしていてガードレールにぶつかったり、右前足を怪我したのに左前足を上げて痛そうに見せるので、「逆じゃない？」と言うと、慌てて上げた足を変えるなど、剽軽な奴でした。

大型犬なので、公共交通機関は利用できないので、父の介護のために購入した妻用の車はいつのまにか「Buggy」仕様に変わりました。(笑) おかげで、出掛けるときはいつも一緒。

犬が苦手な私の両親も「Buggy」だけは可愛がってくれました。

 

愛犬「Buggy」の得意ポーズ

そんな「Buggy」の得意技が「ハ～イ！」のポーズ。高々と手(前足)を上げる姿は、近所でも評判でした。

と言うわけで、命日の今日は「Buggy」を偲んでいます。

しかし、いつまでも引きずっていてはいられません。今春、里子として我が家に来た二代目「Berry」が焼き餅を焼いてしまいますから・・・。(でも今日のブログの主役は「Buggy」なので写真は1枚だけです)

愛犬「Berry」

「Berry」は「Buggy」と同じバーニーズ・マウンテン・ドッグですが、性格はかなり違います。
過保護に育てすぎた一人娘(一匹娘？)「Buggy」は人(犬)見知りするのですが、小型犬5頭と一緒に暮らしていた「Berry」は小型犬が大好き！誰とでもすぐに仲良くなれるタイプです。一人娘(？)で愛情の独り占めをしていた「Buggy」より社交的です。

それでも、ドジなところ、甘えん坊なところなんかは、やはりバーニーズ・マウンテン・ドッグですね。
そして、クルマ好きも同じです。今日も大好きな車でお散歩(？)に出掛けています。

 

原付バイクの面白ナンバープレート、今度は「鮫」

雲形、駒形、鬼太郎と、原付の面白ナンバープレートが相次いで登場していますが、今度は「鮫」ナンバーが交付されるそうです。

「フカヒレのまち気仙沼、「サメ」ナンバー登場」

鮫ナンバープレート

サメの水揚げ量日本一を誇る宮城県気仙沼市は、サメのイラストをあしらった「ご当地ナンバープレート」を８月２日から、交付する。
交付対象は１２５ｃｃ以下の原付きバイクや小型特殊自動車などで、色は排気量、車種別に白、黄、ピンク、緑、青の５種類。従来のプレートが交付さ れている市民も、希望すれば新プレートに無料で交換できる。
菅原茂市長は「跳びはねて、人々を歓迎するサメをイメージした。高級食材のフカヒレで有名な気仙沼をアピールしたい」と話した。（読売新聞 2010.7.3 16:05）

ホント、増えましたねぇ。

「Shtyle.fm」にご注意！

昨夕、私の仕事用メールアドレスに、「Shtyle.fmに写真を掲載していますのでぜひご覧下さい」というタイトルのメールが届きました。差出人のアドレスはgmail.comを装っていますが、実際にはshtyle.fmからのものでした。

身に覚えのないアドレスですし、怪しいと思いながらも本文を読んでみると、「私は、自分の写真をアップロードしたり、ファイルを共有したり、新しいお友達を作るためにShtyle.fmにプロフィールを作成しました。あなたをお友達として追加してもいいですか。」とあります。

仕事用のアドレスですから、お友達という言葉が怪しすぎます。
そこで、早速 Shtyle.fm について検索してみると・・・

出てくる、出てくる。やはりSPAMです。さらに本文まで同じものが・・・
私は試すつもりもないので、詳細説明は、このサイトにお任せします。(＾＾；)

原付バイクのナンバーに鬼太郎が登場(＆マスコミ報道の注意点)

「調布市が「ゲゲゲの鬼太郎ナンバー」交付－漫画キャラ初のご当地ナンバー／東京」

鬼太郎ナンバープレート

調布市が6月5日から、「ゲゲゲの鬼太郎」イラスト入りの原動付き自転車（総排気量50cc以下）のナンバープレートの応募を開始した。(調布経済新聞)

同プレートは頭に「目玉親父」を乗せた「鬼太郎」が描かれ、ナンバーは「G・・・1」から「G1020」までの下2けたが「42」と「49」を除いた 1,000枚交付する。同市の調べでは図柄入りの「ご当地ナンバープレート」は17種類を交付しているが、「漫画のキャラクター入りは初めての試み」だと いう。

同市市民部市民税課の堀江正憲課長は「『ゲゲゲ』で調布は盛り上がり、かわいい鬼太郎ナンバーもできた。原付50ccの希望番号の抽選は今回が最初で最後。お見逃しなく」と話す。

応募は7月20日～8月20日に、同市で原動付き自転車を登録できる人が対象で、往復はがきに希望番号などを記入し応募する。1人につき応募は1通の み。7月2日に抽選を行う。(Yahoo!ニュース 2010.6.711:30)

この記事、間違ってはいないのですが、中途半端な書き方のため、鬼太郎ナンバーそのものが限定発行と勘違いしている人が少なくないようです。(ちょっとググってみると、勘違いしたブログなどが多数見つかります)

もっとも、元記事は「調布経済新聞」というローカル新聞ですし、影響範囲は小さいと思いますが、Yahooニュースに掲載されてしまったために、誤解が広まったことになります。

と言うわけで、あらためて調布市の広報を引用します・・・

「ゲゲゲの鬼太郎ナンバープレートの交付を開始します(原動機付自転車)」
(抜粋)

１交付時期　
応募のあった希望ナンバー以外は平成２２年７月１２日（月）か ら（※番号順に交付します）
(※枚数・期間限定ではありません)
※調布市に住民登録をしていない方で，市内に定置場がある場合は，上記必要書類のほかに，
定置場が確認でき る書類（アパートの賃貸借契約書など）が必要です。

・・・・・・・・・・・・希望ナンバー募集（初回限定）・・・・・・・・・・・・・・
１対象となる車種，番号及び範囲
⇒原動機付自転車（総排気量５０ｃｃ以下）白ナンバー「Ｇ・・・ １」～「Ｇ１０２０」
※下２桁「４２」「４９」を除きます

と書いてあります。
つまり、記事は茶色部分を曖昧にしているため、誤解を招いたのでしょうね。

しかし、期間限定とはいえ、希望ナンバーが交付されるというのは嬉しいですよね。
ただ、番号の範囲が「・・・1」～「1020」というのが惜しい。初回限定だし、全番号OKにして欲しかったですね。

それと、今回の広報で気づいたことがあります。
それが、赤表示部分です。原付ナンバーの登録って、住民票の住所でなくても居住実態が確認できれば可能なんですね。

怪しい執筆依頼の正体は・・・アフィリエイト詐欺だった！

昨日、私のmixiのアカウントに怪しい執筆依頼メッセージが届きました。

送信者は「ともこ」さんと名乗る方(id=27859452)でしたが、文面にデジャブ感がありました。(＾＾；)
同じような内容のメッセージをつい最近(4月3日)受け取った記憶があったからです。

とりあえず、どんな人かとプロフィールを表示しようとすると、アカウントが制限されています。
まだメッセージが送信されてから数時間しか過ぎていないんですよね。
そこで、以前に受け取ったメッセージをチェックすると、そのアカウントは既に(強制？)退会しています。
これはますます怪しいと言うわけで、あらためて検証してみることにしました。

まずはメッセージの中身から・・・

孔明志さま

突然のメール失礼します。
株式会社メディアパブリッシングの藤本知子と申します。
ライターのコミュニティから参りました。
弊社は主に、webコンテンツの制作などを行っております。

よろしければ保険に関する調査記事ついて執筆をお願いしたいと思っております
が、可能でしょうか？

※ご迷惑でしたらスルーしていただいて結構です！

今回の内容は生命保険のプランニングについての比較調査記事です。
  ：
(中略)
  ：
よろしければ記事サンプル等送りますので、下記アドレスまで「保険ライターの
件」という件名でメールいただいてもよろしいでしょうか。
(会社のURLと異なる東海地域CATV系ISPのメールアドレス)

なお弊社では、他にもいくつかライティングの案件がございます。
ご連絡いただければ別件についても随時ご紹介できればと存じます。

それではよろしくお願いします。

----------------------------------
株式会社メディアパブリッシング
〒１０８－００７４
東京都港区高輪３－１０－７
http://m-publish.net/
Webコンテンツ担当
藤本　知子
(東海地域CATV系ISPのメールアドレス)

4月3日付けで、ほぼ同様の執筆依頼のメッセージを受け取った時は私のジャンルではないし、報酬も問題外ということで深く考えることもなく放置していましたが、あらためて読んでみると、実に怪しい・・・。

前回のメッセージでは「原稿料は200字～300字程度で5,000円」でしたが、本日のメッセージでは「原稿料は200字～300字程度で1本2,500円、最大5本で12,500円」と総額は増えていますが、単価が半額に下がっています。
それに、ホームページを覗いてみると、Web制作会社にしてはお粗末すぎる内容です。これでクライアントが付くとは思えません。今時、素人だってもう少しマシなデザインが作れますから。

それ以前に、企業のサイトとしての体裁すら整っていません。ホームページに記載された「運営者概要」(えっ？会社概要ではないの!?)を見ると、会社名ではなく屋号だけ・・・。え？株式会社なんだよね。それに電話番号すら書かれていないのはなぜ？
そう言えば、メッセージにも電話番号も書いてないですね。連絡手段はメールと郵便だけって変ですよ。

と言うわけで、私が参加しているライター系コミュニティに書いてみました。

すると、出てくる出てくる・・・。(＾＾；) コミュニティ参加者には片っ端から送っているみたいです。
執筆テーマも保険契約のネタだけでなく、エステの体験レポートというものもるそうです。
さらに、分野違いのライターはいうに及ばず、海外在住者にも送りつけられているとか・・・。

しかし、その一方で、実際に依頼を受けて原稿を送り、報酬を得たという人もチラホラ。
中には他社に送るべき原稿を間違って送ったのに報酬が振り込まれたという人まで現れるに至っては、呆れるしかありません。

こうなってくると、その会社の実体が知りたくなるのは私の本性です。(＾＾；)

と言うわけで、まずはドメイン名やメールアドレスから調べてみることに・・・。

「WHOIS」情報によれば、ドメイン取得は今年の1月30日。あれ？ホームページによると会社設立は平成20年(2008年)4月ですよね。Web制作会社なのに、2年間も紺屋の白袴だったのですか？
続いて、ドメイン所有者の情報として出てきたのは「TechCross Takuya Tsuji」という所有者名と「〒150-0044 東京都港区南青山5-7-17」という住所。

ちなみに、この住所は実在し、そこには「青山小原ビル／小原流会館」がありますが、この住所の郵便番号は「107-0062」です。
一方、ドメイン登録に使われた「〒150-0044」なら渋谷区円山町でなければなりません。
つまり、ドメイン取得時の登録情報はかなり怪しい・・・。(笑)

ついでに、メッセージに書かれている会社の所在地は郵便番号との整合はとれているものの、そこにあるのは賃貸マンションの「高輪アパートメント」(事務所／SOHO可)です。(賃貸360°)
実際に事務所があるかどうかは不明です。もしかすると、私設私書箱があるのかもしれませんね。

しかし、一体どういうからくりなのだろうと疑問に思っていたら、「SOHOビレッジ」に情報があるというコメントが・・・。
なるほど、なるほど。実体が見えてきました。どうやら、不正なアフィリエイト誘導なのです。
手順としては、
1:依頼主がアフィリエイトを設置。
2:応募者にアフィリエイトリンク経由で体験エステ/生保FP面談に申し込ませる。
3:依頼主にアフィリエイト収入が発生する。
4:アフィリエイト収入の一部を応募者に原稿料と称して支払う。
ですね。
保険会社やエステ店が確率の高そうな見込み客を集めるためにアフィリエイトを実施しており、そこに人を送り込むための詐欺まがいの勧誘だったのです。
一人送り込めば数千円の報酬があるという話には驚きましたが、そんなからくりだったのですね。

ネタを振ったコミュニティの方では、怪しいという声が大多数ですが、中には「覆面調査会社かも・・・」「金を払ってくれるのだから、詐欺とまでは言えない」などの意見も・・・。
さらに、同じメールアドレスを持つ別アカウントでエステ系コミュニティにこんな書き込み(1/31付け)があるという報告も・・・

Yuiと申します!!
無料エステに行って1,000円プレゼントのお知らせです

今年、新しくエステサロンをオープンする予定なので、モニターとして色々な方のエステ体験談を集めています!!

内容としては、実際にCMでもお馴染みのエステサロンでエステを受け（費用はこちらで負担します）、そのサロンのいい点、悪い点などについて簡単なアンケートに答えていただく、というものです。

場所は全国どちらでもOKです!
  ：
(中略)
  ：
簡単なアンケートに答えていただければ、1,000円をお支払いします
（一定数集まり次第終了しますので、その際はご了承ください。）

詳細をご希望の方は、コメントいただくか、下記アドレスまでご連絡ください
(東海地域CATV系ISPのメールアドレス)

それ以外でも、エステに関するお悩みや相談など、色々とお話ききたいので、エステに関して語りたい！という方はぜひご連絡ください!!

一緒に楽しく綺麗になりましょう

プロフィールを見ると、渋谷区在住のエステティシャンだそうですが・・・

あれあれ？Web制作会社にお勤めではなかったんですか？(＾＾；)
Web制作会社も実体が怪しいし、どちらを信じればいいのでしょう？(笑)
簡単なアンケートということですから、こちらは執筆依頼ではありません。
いずれにしても、エステサロンに行かせることが目的であることは間違いない訳で、アフィリエイトという話の裏付けにもなりますね。

ライターは金額に納得して仕事(？)をするわけですから、被害者ではありません。しかし、アフィリエイトを依頼した保険会社やエステ店は被害者です。
体験エステや保険勧誘を受けてくれる(確率が高そうな)客を誘導してくれることに対して高報酬を払うのであって、契約する気もない偽物の見込み客ばかり送り込まれて報酬を支払うのですから、被害者なんですよね。

ライターは善意の第三者とは言え、結果的に詐欺の片棒をかつがされていることになるわけです。
逆に、このような背景を知った上で仕事(？)をした場合は、共同不正行為の当事者として刑事罰を受けたり、民事賠償を求められる可能性も出てきます。

それにしても面白いのは、トピックの中で擁護している方がいること。
「実際に仕事を引き受けて報酬も貰っている。おそらく覆面調査会社だと思うが、怪しいと言ったらきりがない」とか、「確固たる証拠もないのに会社情報まで晒して詐欺や不正とは言い過ぎ」と・・・。

これまで提示してきた客観的要素(複数アカウントの使い回しや同一メアドでの別シチュエーション、ドメイン登録情報の明らかな嘘、海外居住者に対する執筆依頼など)は無視ですか？
そのくせ、「仕事を引き受けてお金も貰いました」というコメントは無条件に事実と認定している・・・。
偽仕事とわからずに受けてしまった方もあるようですし、善意の第三者という感はありますが、穿った見方をすれば、複数アカウントを使い回すほどの相手ですから、コメント自体が嘘という可能性もあると思うんですけどね。(＾＾；)

トピックの方では、この手の発言に対してはコメントしないことにしました。きちんと説明している部分を無視している人ですから、相手にするだけ無駄です。きちんと理解できる人が理解してくれればＯＫでしょう。

ちなみに、私は自信を持って言います。アフィリエイト詐欺だと。
この相手が訴えてくるなら受けて立ちます。面白いし、仕組みを白日の下に晒すことができますし、ネタになりますからね。(笑)

なお、この記事を読んだ方は、間違っても関わらないことです。仕組みを知ってしまった以上、共同不正行為の当事者となる可能性が あるからです。ミイラ取りがミイラにならぬようご注意ください。

4月26日 追記

ドメイン登録情報に記載されていた「TechCross Takuya Tsuji」が気になって検索してみました。(笑)

「TechCross」の「ツジ タクヤ」さんで検索して辿り着いたのは「株式会社テクロス」です。
会社所在地も「〒107-0062 東京都港区南青山5-7-17 青山小原流会館 8F」ですし、「代表取締役：辻　拓也」とありますから、間違いありません。会社設立が2009年1月30日で、事業内容が「アフィリエイトメディア事業・サイト制作、プロモーション事業」となっています。郵便番号の誤りはともかく、その他の情報が一致するので、まず間違いないでしょう。

さて、この会社と問題のアフィリエイト詐欺がどういう関係になっているのかが気に掛かります。
執筆依頼してきた藤本知子なる人物のメールアドレスが「～@m-publish.net」ではない点を考え合わせると、この会社も利用されているだけかもしれません。

しかし、実態を探るつもりなら「株式会社テクロス」に当たってみる価値はありそうですね。

4月26日 追記２

新たな情報です。
株式会社メディアパブリッシングの電話番号が見つかりました。03-6807-0626 です。
情報ソースはこちら。ライター募集のサイトです。2月24日に登録し、エステに関するwebコンテンツ作成で単価が1,000円という以外は全て同じです。

4月26日 追記３

「株式会社テクロス」の代表取締役、辻拓也氏について新しい情報が入りました。同社のトップページで紹介しているCNET JAPANでの記事「アフィリエイト広告の中での比較サイト」中で辻拓也氏の所属はネットマーケティングとなっていますが、記事の掲載日が2009年3月6日ですから株式会社テクロス設立後も株式会社ネットマーケティングに在籍していることになります。
一方、株式会社テクロスの会社情報に載っている主要株主には「株式会社ネットマーケティング」の名前もあります。
代表者の辻拓也氏は、同時に親会社の社員でもあるということですから、株式会社テクロスは(実質的に)株式会社ネットマーケティングの子会社であると考えていいでしょうね。

さらに興味深いのは、株式会社ネットマーケティングの資本金は 2億6,364万円もあるのに、株式会社テクロスの資本金は僅かに250万円。以前なら有限会社すら興せない程度の額です。業務内容もかなりオーバーラップしていますし、所在地も同じ住所で４階と８階という違いだけ。わざわざ別会社とする必然性が見いだせません。

う～ん、「株式会社メディアパブリッシングの藤本知子」さんからの執筆依頼自体は、アフィリエイト詐欺であることははっきりしてきましたが、株式会社テクロスと株式会社ネットマーケティングがどのように関わっているのか？関わっていないのか？今ひとつわかりません・・・。

「高齢運転者等専用駐車区間制度」の矛盾

「高齢運転者等専用駐車区間制度」

「高齢運転者等専用駐車区間制度」(解説)

今月19日から、「高齢運転者等専用駐車区間制度」が始まるそうです。
この制度は、「駐車場のシルバーシート」と位置づけられるもので、公庁や病院付近などの道路に高齢者や妊婦らを対象とする専用駐車スペースを作るというものです。

利用できるのは70歳以上の高齢者、妊婦と出産後8週間以内の女性、身体の不自由な人で「専用場所駐車標章」の交付を受け、これをフロントガラス部分に表示することで駐車が認められると言います。
ちなみに、既に「駐車禁止除外指定車標章」を持っている人は、それを表示してもいいそうです。

なお、該当車両であっても標章の交付を受けた本人が運転する場合以外は駐車違反となり、反則金は他の場所より2千円高くすることで徹底を図るようです。

しかし、何かおかしくないですか？

本人が免許を持っていない、あるいは運転できない場合は、使うと駐車違反、それも反則金が高くなるんですよね。当該人物を乗せずにこのエリアに駐車してはいけないのはわかりますが、実際に該当者を同乗させていても、本人が運転していない以上駐車違反になるわけですか。

運転もできなくなった老人を乗せている人が車いすを押して行くなどの理由があって、やむを得ず違反覚悟で駐車するのなら、区域外にせよということになるわけですよね。
本人が運転しない/できないということは、介助者がいるから大丈夫だろうという考えなのでしょうが、自走できないような状態の人の車いすですから移動距離はなるべく短くしたいですよね。

その一方で、自分で車の運転もできるし、歩くことも不自由ではない健康な高齢者や妊娠初期や出産後の健康な女性などは堂々と駐車することができる訳ですか・・・。

やはり、どう考えてもおかしな制度です。

そういえば、「駐車禁止除外指定車標章」の場合は、必ずしも本人が運転者である必要はありません。(参照)
自力歩行ができなくても、車の運転ができず、障碍者でもないという人は、切り捨てられている訳ですから・・・。