先日、突然壊れてしまった「Mobile Home Office」のエンジンキーですが、本日ディーラーから「パーツが入荷した」という連絡があり、早速交換してもらうことにしました。(部品発注から二日というのは助かります)
入荷したパーツはシリンダー部とイグニッションスイッチ部が一体化した(アセンブリ)ユニットです。
このユニットをそっくり交換することになるのですが、交換工賃を含めると2万数千円になるという話です。
応急処置でユニットは露出しているものの、交換するためにはステアリングを外す必要もありますし、ロックボルトを外すのは素人には難しそうです。それに、作業手順をミスってエアバッグが作動したりすれば、怪我する可能性もあります。
というわけで、作業そのものは依頼することにしました。作業自体は一時間足らずで終わりましたが、2万数千円の出費は痛いし、そもそもキーシリンダーの(鋳物の)破断というトラブルは納得できません。鋳造時の不良品がそのまま製品となり、(運悪く)私の車に付けられてしまったような気がします。
そこで、ディーラーには「(生産時の)不良パーツ」として(メーカーへの)クレーム対応を求められないか相談してみました。
しかし、ディーラー(担当者)としての答えは、「工賃は(ディーラー判断で)サービスできるが、部品代だけは払ってほしい」というもの。私の車は、このディーラーから購入したものではないし、転居したことで、サービス拠点としてつきあっているだけなので、(ディーラーに対する)これ以上の要求は可哀相です。(部品代についてはメーカーと直交渉することにして)了承し、部品代の15,540円を支払いました。(ほかに、合い鍵製作費に2,205円、総額17,745円の出費です。)ただ、このまま諦めてしまうのも納得できません。破断状況を見ると、おそらくは部材(鋳物)の鋳造不良で、当初から十分な強度がなかっただろうと思えるからです。
樹脂パーツ側(イグニッション部)の破損やシリンダー部の摩耗による回転不良なら、ま だ理解できますが、大きな力が加わるわけでもないピン部分が割れてしまったことには納得がいきません。(私自身も初めての体験ですし、ディーラーでも初めての事象だそうです)
ちなみに、破断面を見ると、ごく一部しか光沢面がありません。破断面の大半は、今回破断したのではなく、当初から接合していなかったため、酸化しているのではないかと思えるのです。
つまり、(光沢のある)一部だけで機能を果たしていただけで、あまり負荷の掛からない部分だからこそ、これまでトラブルにならなかったのだろうと思えるのです。
もっとも、無理を通すクレーマーになるつもりはありません。何しろ、20世紀(1998年)の車ですから、保証期間はとっくに切れていますし、全額無料で原状復帰とまでは言わないつもりです。エンジンキーとドアキーの二つが必要になってしまうことは諦める(中古市場では、評価が下がるはずですが...)つもりはあるのですが、(不具合状況から考えて)せめて半額ぐらいの負担で済ませられないかと思うんですよね。(^^;)
というわけで、近いうちに、メーカーお客様相談室に連絡してみようと思います。(メーカーとの交渉状況は、逐次ブログに書いていくつもりです)
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