孔明志 の 一刀両断

続：DoCoMo PHSからFOMAへの移行

不愉快な「DoCoMo PHSからの移行施策」への対抗策を実行すべく、最寄りのDoCoMoショップで手続きしたのですが、予想以上に時間がかかってしまいました。

縛り期間の関係から、12月1日までに契約変更する方が得策ということで、905i発売直後の11月26日にDoCoMoショップに出向いてみると....。

バリュープランと分割払いの影響なのか、発売初日から凄い混雑で数時間待ちが当たり前という雰囲気です。店員によると開店前から待っていた客も多いそうで、少なくとも1～2時間待ちになるといいます。この日はあまり時間がなかったので、後日出直すことにして、とりあえず、905iシリーズの実機を触りながら、最終の機種選定を行いました。

D905i

まずは、当初予定していたD905iです。スペック的には十分ですし、モーションコントロールやスピードセレクターなども興味があったものの、メニューが(私の感性と一致しないせいか)今ひとつ使いにくい感じです。
D905iの次に気になっていたのはP905iです。Wオープンスタイルのギミックには興味が湧きます。開発者へのインタビュー記事も見ていたので、いろいろ弄ってみたのですが、予想以上にしっかりした構造ですし、普通に使えばmova時代からのワンプッシュオープンスタイルであり、メニューなども従来風と言うところもわかりやすい。
そして、一番気に入ったのはディスプレイの見やすさです。輝度も十分で、追従性もいい。デジカメ性能も標準以上ですね。
というわけで、今回入手するのはP905iに決めました。

P905i

話を戻して、手続きの方ですが、一般の販売店の方がいいかもしれないと考え、翌日(11月28日)は販売店に行ってみました。
この読みは当たり、ほとんど混んでいません。しかし、(販売店の場合)登録処理の順番待ちに時間が掛かるので、当日中に完了するかどうかがわからないと言う店員の話に加え、(movaの)ナンバープラスから(FOMAの)マルチナンバーへの同番移行処理は販売店ではできないというので、ＤｏＣｏＭｏショップに出直すことになってしまいました。

DoCoMoショップでは、待つこと(再び)1時間、ようやく私の順番が来たところで、希望する色のＰ９０５ｉは売り切れでした....。(；_；)　やむを得ず、次回入荷分の予約をしてきたのですが、早くても12月6日以降だとか...。
(売り切れかどうかぐらいは、番号札を渡す段階で教えて欲しいですよね)

それから一週間、本日、入荷したという連絡を受け、手続きしに行ってきました。
まずは、movaからFOMA、バリューコース「タイプS」への契約変更です。(movaの)ナンバープラスから(FOMAの)マルチナンバーへの手続きも順調に行われました。
続いて、PHSからの契約変更、そして直後に解約です。これも何の問題もなく、無事に完了。こうして2台のP905iを入手することができました。

PHSからの契約変更端末の方は、auでの経験から、FOMAチップを灰ROM状態のままにして貰ったのですが.....

残念なことにワンセグTVの視聴はできませんでした。ワンセグ起動時にFOMAエリアのチェックを行う仕様なのだとか。
うぅ～む、au「W54T」は灰ROM実装で通信を伴わない機能はすべて使えたのに...(；_；)
ワンセグの感度自体は「EM・ONE」や「W54T」よりもいいだけに....残念っ！

というわけで、P905iの一台は予備機として塩漬けにしておくことになりました。(＾＾;)
どなたか、欲しい人がいたら譲ってもいいですよ。価格は相談しましょ！

続々々：Tu-Kaプリペイドからauへの乗り換え

Tu-Ka案内1

本日、Tu-Ka関西から再びau携帯電話への契約移行案内(郵便物)が届きました。
前回の案内では、auぷりペイドとau通常契約が同様に紹介されていましたが、今回の案内では、auぷりペイドへの移行をメインに、au通常契約への移行はお客様センターへ問い合わせるようにという記述のみです。

Tu-Ka案内2

今回追加された特典の一つが、「(Tu-Ka関西プリケーロング契約者だけですが)初回カード登録時に限り、登録金額に関わらず、有効期間を最長の365日にする」のだそうです。
正直言って、これは魅力ですね。埼玉県在住なのに、わざわざ関西契約した甲斐があります。
もっとも、「プリケーロング」契約では、360日/3,000円だったのに比べれば、「auぷりペイド」契約では、365日/10,000円と３倍以上のコストとなりますが、au通常契約「シンプルコースS」(1,050円/月、無料通話なし)よりも割安なのは間違いありません。通話料単価が高い(6秒/10円)とはいえ、年額1万円で通話料金も込みですから、使用頻度の少ない年寄りには十分です。端末さえ、魅力的なものがあれば、選びたいと思いつつも、これまでの案内では年寄り向けの端末がなかったので、au通常契約「シンプルコースS」(1,050円/月、無料通話なし)への移行を考えていました。

au「簡単ケータイ」

ところが、今回の案内でauぷりペイドへの移行向けの無償交換対象機種も増えていたのです。 もともと対応機種の少ないauぷりペイドラインナップですが、「簡単ケータイ」が含まれたことで、残り二台の契約変更の候補として急浮上してきました。

ちなみに、(12月末までに)同封されたハガキを返送するだけで移行手続きも同時に行えるのだとか。一応、ハガキはアンケートという形を取っていますが、基本的にauぷりペイド契約への移行を誘導するもので、質問は４問のみです。内容は以下の通り(要約)です。
Q1：ツーカー携帯電話サービスの終了を知っているか？
Q2：終了後、どうするつもりか？(A1：auへ変更／A2：携帯を持たない／A3：他社へ変更／A4：検討中)
Q3：(Q2で1～3の人へ)手続きはいつ頃にするのか？(A1：12月／A2：1月／A3：2月／A4：3月)
Q4：(Q2で1の人へ)希望の手続き方法は？(A1：店頭でのauぷりペイドへの契約変更／A2：電話によるauぷりペイドへの契約変更)
さらに、具体的な機種と色も選択する欄があります。

すぐにでも手続きしたい誘惑に駆られましたが、さらに有利な条件が出てくる可能性もあるというわけで、Q2にはA1またはA2と書いておきました。(笑)
いずれにしても、来年3月末日までに手続きすればいいのは間違いありませんからね。

今年もＦｏｎルータの無料配布が行われます

昨年、無料配布からスタートした究極の無線ＬＡＮ共有サービス「Ｆｏｎ」ですが、破格値の無線ルータによる草の根公衆無線LANサービスは注目を集めたようで、わずか一年(12月1日時点)で、国内ユーザーは4万3,902人/2万4,654カ所となり、世界で一番Fonスポットが多い国になったのだとか。(世界では59万60人／20万7982カ所)
この「Fon」が日本上陸一周年を記念して再び無料配布キャンペーンを行うと発表しました。
無料配布が行われるのは、12月8日0時～9日24時まで48時間だけ「FON webショップ」で受け付けるそうです。(ただし、送料・手数料として945円の負担が必要)また、九十九電機でも特価販売を行うそうなので、交通費の掛からない方は、そちらの方が割安で入手できることになります)

実は、私も自宅と実家に「LA FONERA」を1台づつ設置しているのですが、さすがに田舎なので利用者はいそうもありませんが、今回上位機種の「LA FONERA+」を一台手配するつもりです。

続々：Tu-Kaプリペイドからauへの乗り換え

au 「EXILIMケータイ」

昨日、2台目のTu-Kaプリティ契約端末の契約変更をしてきました「EXILIMケータイ W53CA」です。「ケータイのカメラ性能を追求し続ければ、その先にはデジタルカメラとの融合がある」というコンセプトだけはあります。515万画素や16倍ズームなどはともかく、手ぶれ補正機能や高感度撮影、9ポイントAF、記憶色再現機能などは、数年前の一眼レフデジカメよりも優れています。
「ケータイは外出時の緊急連絡用」という程度にしか考えていなかった妻が、カメラ性能に注目したのは、毎日の犬の散歩で、「あっ撮りたい！」と思った時に便利そうだということ。
これまでにもカメラ付きケータイを持たせようとしたことはあったのですが、カメラ性能は低いくせに、厚みや重さが増えることを嫌い、薄くて軽量な「TK12」を使い続け、写真撮影したいときには、コンパクトデジカメを携行するという使い方でした。
しかし、薄さもあまり変わらないのに、カメラ性能はダントツという「EXILIMケータイ W53CA」なら、日頃持ち歩くにも苦にならないだろうと、本気で常時携行を意識したようです。彼女にとっては「カメラ付きケータイ」はいらないけれど、「ケータイ付きデジカメ」なら持ち歩きたいのだそうです。

au携帯電話「W54T」

一方、先日契約したばかりの「W54T」の解約手続きも行いました。書類上だけの手続きとしたので、SIM(au IC-カード)は返却していません。

実は、この処理が重要です。「W54T」などのSIM仕様端末では、SIMを外すと、ワンセグTVのほか、多くの機能が使えなくなる(DoCoMoやEMOBILEでも同様)ため、解約後も(電話/通信を除く)全機能を使うには、電話番号が書き込まれたSIMを入れたままの状態にしておく必要があるわけです。

というわけで、書類上だけの解約手続きを行ったことにより、「W54T」は、ワンセグTV/デジタルラジオ/FMラジオをはじめ、au網に関わらない機能はすべて使えるので、私にとっては重宝な「情報受信機能付きコンパクトデジカメ」となり、4輪ミニカーのカーラジオとして活躍してくれています。(笑)

DoCoMo PHS 移行策への対抗策

DoCoMo PHS から FOMA への移行において、905iシリーズも無料で提供すると言いながら、選べる料金プランは基本料金の高い「ベーシックコース」だけという「今後はバリューコースに軸足を置く」という中村社長の発言と食い違う話に、不快感を隠さない私ですが、なんとか対抗策はないものかと思案する中、ある方法がひらめきました。

移行施策では「PHSからFOMA」への変更を行い、直ちに解約、movaは通常どおりの手続きでFOMAに変更、「バリューコース」を選ぶという手段も考えられます。無償交換した端末はオークションなどで売ってしまうか、au「W54T」同様にワンセグテレビ専用機して使うという手もあります。

そもそも、私が狙っていた「バリューコース」の場合、「タイプSS」なら1,050円(無料通信1,050円分込み)、「タイプS」でも1,575円(無料通信2,100円分)です。一方、「ベーシックコース」では、「タイプSS」なら1,890円(無料通信1,050円分込み)、「タイプS」でも2,415円(無料通信2,100円分)となります。(※ すべて、「ひとりでも割り」適用時)

その差額は、2年間で20,160円ですが、「ベーシックコース」は「2年間同一機種を利用する条件で、携帯電話機購入代金を15,750円割引」というだけなので、実際にメリットはありません。
なお、「ベーシックプラン」を「2年以内に機種変更／解約された場合は、630円×残月数の解除料が必要」ということなので、直ちに契約解除すると15,120円かかることになりますが、それでも2年間で5,040円支払額が少なくて済む計算です。

さらによく調べていくと、今回の「重要なお知らせ」には、「お客様控えなどにおいては「ベーシックコース」と表記されますが、「ベーシックコース解除料」は発生しません。」という記述があります。
ということは、「12,120円の解除料なしで、905iシリーズに買い換えることができる」ということになるわけで、その際、「バリューコース」を選ぶという手もあります。

この方法だと、1台は正規価格で購入することになりますが、直ちにネットオークションなどで売却すれば、支出額は最小限に留めることができそうですね。正規価格がいくらになるのかが気になるところですが、選択肢の一つとして考えています。

機種変更時期などの条件が悪いけど、905iシリーズが欲しいという人はいませんか？
10ヶ月以上経過時の価格以下で譲渡できると思いますよ。ご希望の機種を入手しましょう。(笑)

ブルータス、お前もか....

DoCoMo PHSサービスの終了を機に、PHSからの変更特典を利用してDoCoMo PDC から DoCoMo FOMA への移行を計画していたのですが、DoCoMoの新たな発表には、がっかりさせられました。
総務省の指導で導入される基本料金の二重化が実施されることになったので、軒並み割安なプランに変えるつもりだったのですが、DoCoMoのPHSからFOMAへの移行施策は、最悪です。変更特典で(最新機種でも)無償提供する代わりに、割高な「ベーシックコース」しか選ばせないとう、実に不合理なものでした。(2年後に)機種変更しない限り、割高な「ベーシックコース」を継続するしかないのですから....。

現在、愛用中の「P505is」にしても、すでに3年以上使い続けていますし、おそらく次の機種も数年は使い続けるはずです。ランニングコストを抑えるためにも、「バリューコース」を選ぶつもりでいました。

しかし、DoCoMoは、(自社の都合でサービスを廃止するくせに)端末機を無料で提供する以上、「基本料の安いプランは選ばせない!!」という戦略をとったのです。(KDDIはTu-Ka廃止でauへの移行策において、魅力的な端末については同様の施策をとっていますが、機種を問わなければ、両方のプランを選べるようにはしていますし、2年後にはコース変更も可能です)

はっきり言って、不愉快です!!

DoCoMoが新料金体制を発表した際、中村社長は「今後はバリューコースに軸足を置く」と発言したそうですが、その方針に反しませんかね？総務省の「端末料金を分離せよ」という指導に反発し、形だけの施策で、従来プランを重視したKDDIの方が潔い感じがしますよ。リップサービスはいりません。
今回の施策では、DoCoMo PHS契約から移行するユーザーは早々に新機種に買い換えなければ、高い料金を支払い続けさせられることになるわけで、無償提供する端末の代金を早々に回収したいと考えていることは明白ですね。

ちょっと対抗策を考えてみるつもりですが、こんな施策を続けるなら、いずれ乗り換えも考える必要が出てきそうですね。
とりあえず、現在の状況が続くなら、2年後はSoftBankの980円ケータイ(ホワイトプラン＋新スーパーボーナス特別割引)を契約する可能性が高くなりそうです。

携帯/PHS契約のリストラ

来春、サービス終了するTu-Kaプリペイド契約からのau移行については、 基本方針を決めることができましたが、まだ手元にはDoCoMo PDC契約、DoCoMo PHS契約が各1回線、Willcom PHS契約が2回線、EMOBILE契約が1回線、さらに友人とのホットライン用にSoftBank契約も1回線あります。(合計すると、携帯電話/PHSだけで10回線あることに....)

とりあえず、DoCoMo契約のPDCとPHSについては、年内にFOMA1台に変更するつもりです。以前の記事にも書きましたが、現在までDoCoMo PHS契約を続けていた理由は、PDC携帯電話料金の節約のためです。しかし、PHSサービスが終了する以上、なんらかの対応が必要なわけで、DoCoMoから提示されているPHSからの変更特典を使い、PDC端末をFOMAに変更し、「ひとりでも割50」を使えば、維持費はだいぶ抑えられることになります。
このDoCoMo携帯電話は、従来から私にとってメインの携帯電話です。しかし、他の通信手段も併用するので、待ち受け主体ということでタイプSSまたはタイプS契約で十分です。PDCではナンバープラスで3番号を使い分けていましたが、FOMAではマルチナンバーを使うことになります。(似たようなサービスとして2in1がありますが、電話の発着信で3つの電話番号を使い分けたいのでナンバープラス/マルチナンバーしか選択肢はありません)

余談ですが、1台で3番号の使い分けができるのはDoCoMo携帯電話だけです。人に説明する時、「一つ目の電話番号は仕事用、二つめはプライベート、三つ目はカミさんに内緒！(笑)」と言っていますが、第三の電話番号の実際の用途は、(店舗などで待ち時間が長くなる時や、ネットのオフ会など)不特定の相手に告知しなければならない場合の一時利用です。

変更する予定の端末機は、PHSからの変更特典で「最新機種でも無料」なので、今月26日以降に発売される905iシリーズの中から選ぶつもりですが、一部機種は来年1月7日のDoCoMo PHSサービス終了時点までに発売されないようなので、変更時期と機種選びが微妙ですね。まぁ、 新年を迎えるまでには切り替えることになるでしょうね。

EMOBILE契約(「EM・ONE」)は、使い始めたばかりですし、ADSL契約の絡みもあるので、現状維持です。(ただし、無線LANをフル活用することで、EMOBILE回線の使用を最小限に留められるのでライトプランに変更しました)

さて、最後に残ったのが、Willcom PHS です。現在、「(移動)事務所のオフィシャル電話番号」という位置づけの音声通話用と、移動先でのデータ通信用の2台を使用していたのですが、EMOBILE「EM・ONE」を使い始めたことで、データ通信用の「W-ZERO3」の活躍の場は大幅に減少してしまいました。(EMOBILE導入以前は、実家でのインターネットアクセスにフル活用していました)
そこで、音声通話用電話番号を「W-ZERO3」に移し、データ通信兼用とするのが良さそうなのですが、私の「W-ZERO3(WS003SH)」に入っているW-SIMは初期型の「RX410IN」です。今回の契約変更で「つなぎ放題プラン」から「定額プラン」に変えるので、4ｘ パケットが利用できますし、どうせなら、最新の「W-OAM」対応「RX420IN」に変更したいとは考えていました。しかし、今年春に、音声端末が故障し、手持ちの電話機に入れ替えたこともあり、機種変更価格が高くなるため、もうしばらく我慢する予定でした。(持ち込み機への機種変更でも、利用期間がリセットされるというのは腑に落ちませんけどね...)
ところが、「ウィルコム大感謝祭」と銘打ったキャンペーンを開始したことで、予定を前倒しできることになりました。「W-VALUE SELECT」を利用すると、「W-ZERO3(WS004SH)」自体も安価に入手できるし、今月のキャンペーン中なら、前回の機種変更から半年しか過ぎていない私もＯＫだというのですから、これは申し込まない手はありません。
というわけで、本日、早速手配しました。ちなみに、現在データ通信に使用している「W-ZERO3(WS003SH)」用の電話番号は、新端末が届き、諸設定が終わり次第、解約する予定です。

これで、手持ちの携帯電話/PHS回線の維持費を大幅にリストラするとともに、最新機種群に入れ替えることができそうです。

非利用者もリスクがある!?「モバイルSuica」

携帯電話に電子マネー「Suica」が組み込まれた「モバイルSuica」、駅に行かなくてもチャージや残高確認ができる便利さも受けているようですが、どうも好きになれません。
ケータイにメール機能やデジカメ機能が付くことぐらいは理解できます。わざわざ、複数の電子機器を持ち歩かずに済みますから。それでも機能を充実させることで、小型軽量化路線とは別の方向に進んでいるのが気に掛かります。

しかし、電子マネーだけは、異質すぎると思うんです。万一、携帯電話が故障したり、機種変更した場合なども電子マネーの残高を簡単に移すことはできませんから。
そもそも、電子マネーは一枚のカードなので、一緒に持ち歩くことが邪魔になりません。いくら、常に持ち歩くものだと言っても、信頼性が重要な電子マネーを、壊れる可能性の高いケータイと一体化するというのは、今ひとつしっくり来なかったので、私自身は使おうという気にはなりませんでした。

携帯電話会社が謳う「モバイルSuica」の利点は、「駅に行かなくてもチャージができる」ことと「いつでも利用履歴や残高をチェックできる」ことです。後者は、パソコンと「FeliCaポート/パソリ」があれば「Suica」でも可能ですが、前者は「モバイルSuica」だけの機能だというわけで、「モバイルSuica」の人気が高まっていたようなのですが,,,,。

このニュースには驚かされました。自分自身が使うかどうかに関係なく、クレジットカードを持っている人は被害に遭う可能性があるという話ですから。

「モバイルSuica」へのチャージ機能を使うためには、クレジットカードとの連携が必要なのですが、携帯に登録するのは、「カード番号」と「名前」、「生年月日」程度の情報だけで、チャージの際も暗証番号の入力すら不要だというのですから、セキュリティの甘さは否定できません。
今回の不正使用問題に対して、JR東日本では「同じクレジットカードで複数のモバイルSuicaに登録することはできないので、現在モバイルSuica会員の方は不正使用される心配はない」と言っているそうですが、これも認識の甘さですよね。多くの人は複数のクレジットカードを所有していますから、モバイルSuica会員であっても、登録に使用していないカードは、第三者に不正登録されるリスクはあるわけです。
こんなコメントをしているようでは、「モバイルSuica」の信用性は高まりそうもありませんね。

 

続:Tu-Kaプリペイドからauへの乗り換え

au携帯電話「W54T」

一昨日の記事に書いたように、Tu-Kaからの契約変更特典で、auの最新ワンセグ/デジタルラジオ対応端末を、入手する(だけ)のプランを実行するため、本日、1台だけ契約変更手続きをしてきました。入手したのは、「W54T」です。

もちろん、「誰でも割」などは付けず、「プランSS」契約(3,780円/月)にしたのですが、ワンセグTVの初期設定のため、一度は「EZ web」(315円/月)に契約しなければならないのだとか。(メールもWebもいらないが、通話とワンセグだけ使いたいという人でも一度は契約が必要ということになります)
ちなみに、契約は個人名義ですが、請求先は法人にしたいと申し出たら、それはできないとのこと。申込書には「請求書送付先」として、氏名や住所を書き込む欄もあるの ですが、あくまでも、別の住所の契約者本人に送るための欄だと言います。(DoCoMoやWillcom、今はなきAstelなどもやってくれることなんですけどね)
まぁ、いくら言っても対応が変わる訳じゃないし、諦めました。

さて、今回の契約プランでは、月額利用料は4,095円/月となりますが、Tu-Kaからの契約変更特典で、加入月は3,150円引き(余った場合は、残りを翌月に繰り越し)なので945円で使えることになります。これで1,000円分の無料通話が付いていますから、まずは十分です。今月いっぱい使ってみて、私自身の用途に使えそうなら、「誰でも割」なども付けることにしますが、そうでなければ、月内に解約するつもりです。
いずれにしても、月内に処理することを忘れないようにしなくちゃいけませんね。(＾＾;)

なお、解約する場合、ワンセグを見続けるためには、電話番号の入ったSIMチップが入っている必要があるので、SIMの返却はしません。945円でワンセグテレビを購入すると考えれば、高い買い物ではありませんね。(＾＾;)

au 「EXILIMケータイ」

ところで、手持ちのTu-Kaプリペイド端末は、まだ3台ありますが、こちらは残高を無駄なく使い切らなければもったいないし、諸条件を勘案しても２年間使い続けても損はなさそうです。
まずは、今月中に使用期限が来る妻用の端末ですが、2,000円キャッシュバック特典を活かし、「au買い方セレクト(フルサポートコース)」の予約をしました。２年契約となるので「誰でも割」も付けます。(2年後には、各社のプランを見直す予定ですが、その時点ではシンプルコースも選べるようになります)
キャッシュバック特典のためには、今月中に本契約しなければなりませんが、使用中のTu-Kaプリティ(1,000円/30日)の有効期間ギリギリまで遅らせれば、日割り計算になる今月分のau基本料金が抑えられます。
ちなみに、妻の希望機種は「EXILIMケータイ W53CA」です。わざわざ小さい画面でテレビを見ることはないし、デジカメ機能が充実している方がいいのだそうです。

au「簡単ケータイ」

残る2台(年寄りの外出用)は、Tu-Ka関西のプリケーロング契約端末で、有効期限は来年3月まで残っていますし、通話料残高もたっぷり残っていますし、契約変更を急ぐ理由はないので、Tu-Kaサービスの終了間際まで使い続けてから、契約変更することにします。
もっとも、こちらは最新機種への乗り換えは、考えていません。どんなに機能が豊富でも、老人には使いこなすことはできそうもないからです。通話に特化し、操作が簡単な「簡単ケータイ」で十分ですね。しかも、これなら「au買い方セレクト」で「シンプルコース」を選べるので、維持費も安く済むというのが魅力です。

Tu-Kaプリペイドからauへの乗り換え時は...

Tu-Kaからプリペイド携帯契約者向けに、新たな案内文書が郵送されてきました。
予想通り、どんどん条件がよくなっていきますね。

今回の契約変更案内によれば、auぷりペイドへの変更は「カード残高(1,000円単位で切り上げ)＋2,000円分のカード」、通常契約への移行は全機種OK、「加入月の利用料金は3,150円引き＋プリケー通話料残高を加入翌月(以降)の利用料金に充当」だそうです。

家族用に使っていたTu-Ka東京契約のプリティ端末(有効期間:30日/1,000円)とTu-Ka関西契約のプリケーロング端末(360日/3,000円)は、かなり残高が残っているので、「au買い方セレクト」で「シンプルコースS：1,050円/月)」を利用すれば、半年以上は料金の支払いが発生しない計算になります。

まぁ、使い方から考えれば、家族用端末はソフトバンクの980円ケータイ(ホワイトプラン＋新スーパーボーナス特別割引)で十分です。最終的には、これに乗り換えるとしても、Tu-Kaプリペイド残額を使い切るまではauを使わなければ勿体ないですね。(笑)

プリケーロング端末は、来年３月まで有効期間があるので、乗り換えはギリギリの方が得という計算になりますが、今月中に有効期限の切れるプリティ端末の方は、「シンプルコースS：1,050円/月)」でも大差ありません。
どうせなら、今月11日までに「au買い方セレクト」を予約してキャッシュバック(2,000円)特典の恩恵に与るのも悪くなさそうです。
しかし、「シンプルコース」契約への無償交換対象機種はCDMA 1Xだけというのが、どうも面白くありません。

au携帯電話「W54T」

まぁ、どうせTu-Kaプリペイド残額を使い切ったら980円ケータイに乗り換えるだけなので、最新のワンセグケータイ「W54T」を入手することにしました。
※ au解約後は、ワンセグ放送も見られなくなるという説明でしたが、このあたりは裏技を試すことはできますし、駄目ならオークション行きですね。(笑)

 

余談ですが、au携帯電話はSIM採用機種であっても、単純なSIM差し替えによる端末の使い分けはできないそうです。
DoCoMoやSoftBankの端末では、SIMを差し替えるだけで、使い分けが可能ですが、auの場合、あらかじめ(追加)登録をした端末でなければ、使用できません。

なお、短期間で解約するには、2年契約の「誰でも割」や「フルサポートコース」は選べませんので、今月11日までに契約しなければなりません。(＾＾;)