VOXブログのボス、Nob Seki さんが「Twitterとブログの共存関係について」という記事を書いています。
非常に興味深い内容だし、私自身も思うことがあったのでコメントしたのですが、せっかくなので、自分自身のBlogにも書いておくことにします。
私が「ブログ」を本格的に始めたのは、この「VOX」からです。
もともとIT系ライターであり、niftyなど数多くのパソコン通信でも長年情報発信を続けてきた私にとって、インターネット上での情報発信は続けていきたいことの一つではあったのですが、かといって、パソコン通信の流れを汲むSNSと違い、不特定多数に無条件にすべてを晒すことには抵抗があったからです。
その一方で、SNSにも抵抗がありました。せっかく、インターネットという不特定多数に向けて情報発信できる場でありながら、特定のメンバーだけしか相手にできないSNSでは、従来のパソコン通信と同じレベルでしかないと感じていたからです。
この「孔明志 の 一刀両断」で公開しているような情報なら誰に読まれても問題ありませんし、堂々と書くこともできるのですが、コメントスパム/TBスパムの対応に追われるのは面白くないというわけで、一般的なブログで書くことには抵抗があったからです。
SNSの良さとブログの“いいとこ取り”したものが欲しかった・・・。
しかし、某雑誌での取材でNob Seki さんにインタビューし、VOXブログを知ったことで、私の意識は変わりました。「これなら、私の考えていた情報発信ができる!」です。(この辺りの経緯は「孔明志参上!!」をお読みください)
でも、「ブログ」は「コミュニティ」系掲示板とは違い、筆者は本人だけ。新記事の更新がなければ読者は定着しません。
かといって、日常生活の細かい点まで晒したところで、有名タレントでもなければ多くの人に興味を持って貰えるとは思えません。
そこで、私はmixiにも参加しました。情報発信はVOXを利用しますが、軽い話題はmixiのコミュニティやマイミクの日記でという使い方です。(^^;)
日頃の私をある程度露出させることで、VOXにも誘導しようという姑息な考え方ですが、それなりの効果は出てきています。
さて、ここで本題、「twitter」の登場です。SNSのような閉鎖空間ではないし、かといって「ブログ」のようにキチンと書く必要もありません。140字という制限が簡潔な表現を求めるので、リアルタイムに近い発言ができるのもメリットです。
ブログに書くほどではないコンテンツ、リアルタイムのコンテンツを書くには便利だと気づきました。
というわけで、私にとっての「ブログとTwitterの関係」とは、本文と目次、書籍と帯、本編と予告編みたいなものじゃないでしょうか。少なくとも、私はそういう感覚で使い分けています。
ちなみに、ブログも、無闇に書けばいいというものではないと考えています。タグでコンテンツ分けしても、オフィシャルからプライベートまで載せるのでは、裸の王様になりかねません。
というわけで、私の場合、VOXも複数(4つ)のIDを使い、情報の書き分けをしています。「孔明志 の 一刀両断」が私のキャラクターを前面に押し出した質の高い情報発信ですし、「走る書斎 『Mobile Home Office』」はモバイル環境に特化したブログ、ここまでは正体を明かした上でのブログですが、老人介護などは実体験をもとにしたブログであっても、私個人が特定されることで(現時点では)第三者に迷惑を掛ける可能性もあるということで仮名で書いているものです。ただ、VOXが公開範囲を細かく規定できるので、読者との関係次第では、かなり踏み込んだ情報も公開しています。
ちなみに、ブログを分けることは、目立ち度も分散されますし、読者数を増やすには不利ですが、そもそも無闇に読者を増やせばいいというものでもないでしょう。
そんな私ですから、Twitterも複数のIDで呟いています。わざわざブログに書くほどの内容ではない軽いコンテンツはTwitterで十分だし、Twitterの呟きがブログへの誘導になるのがいいですね。積極的に利用しています。
ただ、気をつけなければいけないのが、VOXブログのタイトルです。
最初から日本語の長いタイトルを付けると、それがURLになるので、Twitterの140字制限に引っかかってしまいます。
というわけで、最近は一度短いタイトルで登録後、修正する書き方になってきました。(^^;)
それと、Twitterの呟きは「旬」が大事だから、場合によっては「旬」を過ぎた段階で削除することも・・・。
残すことと削除すること、これも使い分けのポイントではないかと思います。
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